ジュースっておいしいですよね。特に夏の暑い日に飲むキンキンに冷えたジュースはほんと最高ですね。しかしジュースといっても色々なものがありますよね。リンゴジュース・オレンジジュース・グレープフルーツジュースなど果物からできるもの。野菜を入れた野菜ジュース。いろいろな果物を入れたミックスジュース。あまり甘くなく水に近いココナッツジュース。果肉を入れたネクター(果肉飲料)など。
ジュースの定義は100パーセント果汁のものを指します。ですからコーラやポカリスウェットなどはジュースとは言えないんです。知っていましたか?
さて、皆さんは果物ジュースを飲むにあたり「ストレート果汁」と「濃縮還元果汁」のどちらを購入していますか? そして、この2つの違いが分かりますか?
字を見るとなんとなく分かると思います。「ストレート果汁」は絞った果汁をそのまま容器に入れたものです。「濃縮還元果汁」は果汁を絞ったあと加熱処理して水分を飛ばし、濃縮させてからまた水分を加え容器に入れたものです。
「なんだ、結局は同じじゃん」って思いますよね。でも「濃縮還元果汁」は一度加熱処理をしているので香りや栄養が少なくなっているのです。薄くなった甘さを取り戻すために加糖している商品もあります。
「ならストレート果汁の方がいいね!」と思いますよね。確かにその通りです。でも海外から果物を輸入したり、保存しなければならないことを考えると大変コストがかかります。「濃縮還元果汁」なら濃縮されているため重量も軽いので「ストレート果汁」に比べて輸送コストもかかりません。冷凍しておけば保存もききます。ですから「濃縮還元果汁」は安いんですよ。
ぜひ今度買い物に行ったときに、手に取ったジュースが「ストレート果汁」なのか「濃縮還元果汁」なのか見てみてください!