サンドウィッチマンの伊達さんがゼロカロリー理論というのを提唱しています。例えば
・カステラはギュッって潰して小さくすればカロリーゼロ。潰したと同時に、カロリーが空気中にフワッと飛んで行く。
・カロリーは熱に弱く、110℃以上に耐えられないから揚げ物はカロリーゼロ。など
ん~言われてみればそうかもしれない。(って、んなことあるかい!)
その理論は置いといて、最近は健康に気を付けている方やダイエットしている人がたくさんいますので、カロリーの摂取を意識して控えている方もおられます。そこに目を付けた企業側も健康志向の高い方を対象とした商品を開発しています。そのためCMなどでも「カロリーゼロ」とか「カロリーオフ」とか「ノンカロリー」というフレーズを見聞きします。でも、これらにはどんな違いがあるのでしょうか。
食品表示法の中に食品表示基準というものがあり、100mlあたりのカロリーによってどのように表示できるかが異なってきます。
・食品&飲料の内容物のカロリーが100mlあたり5kcal未満である場合
カロリーゼロ、ノンカロリーなどと表示できます。興味深いことに0カロリーではなくても表示できるんですね。
・食品の内容物のカロリーが100mlあたり40kcal未満や
飲料の内容物のカロリーが100mlあたり20kcal未満である場合
カロリーオフ、カロリー控えめ、ローカロリーなどと表示できます。こちらは食品と飲料では基準が違うようですね。
こう見るとたくさん言葉があってややこしいですが、「ゼロ」とか「ノン」ていう表示があればほぼカロリー無しと考えていいようですね。
カロリーがほとんど入っていないならコーラゼロをいっぱい飲んでも大丈夫!と思いがちですが、安心してその分をほかで摂取してしまうなら結局は太ってしまいますし、健康にも良くはありませんよね。ですから適度な運動も取り入れて健康的な体を作っていくのが一番いい方法ではないでしょうか。