ちょっとした疑問に答えるブログ

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テトリス症候群とは何か?

 

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誰もが知っているテトリス。遊んだことのある方も多いのではないでしょうか。世界一有名なコンピューターパズルゲームですよね。私も小学生のころからファミコンで遊んでいました。

 

テトリスは4個の正方形で構成された7種類の多角形ブロック(テトリミノ)を操作して、横の列を埋めて消していくゲームです。単純なのになぜかはまってしまう中毒性があります。

 

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実はテトリスは、1984年にソビエト連邦で生まれたゲームで、パジトノフという人が作りました。当時のソビエト連邦はアメリカとの冷戦状態でしたが、このテトリスはアメリカのみならずイギリスや日本など西側諸国でも大ヒットしたゲームなんです。時間を忘れるほど楽しいゲームとして人々の間で楽しまれていた。

 

実はこの開発者のパジトノフは、後にアメリカのマイクロソフト社に入社しているんです(冷戦後ですけど)。退社後はテトリスカンパニーという会社を運営しています。

 

さて、テーマに書かれている「テトリス症候群」とは何でしょうか?(これは「テトリス効果」「テトリス病」とも言われています)。ゲームのし過ぎで、夢の中や幻覚やイメージとして現れる現象をテトリス症候群と呼びます。頭の中がそのゲームに支配されているのです。テトリス症候群という名前ではありますが、テトリス以外のゲームでもこの現象は現れます。

 

テトリスを長時間行なっていると、スーパーに陳列されている箱や、街なかにある建物など、実世界のさまざまな形を互いにはめ込む方法についていつのまにやら考えている自分に気付く、ということがあるようです。また、目を閉じた時にテトリスの図形が落下していくのが見えることもあるようです。夢の中でもテトリスのブロックが落ちてくることもあるとか…

 

さすがにここまでくるとテトリスのやりすぎですね。でも上手にはめ込みたくなるのは分からないでもありません。多くの人間は整理整頓をすると気持ちいいと感じる生き物です。詰められたブロックに一つだけ穴が空いているならそこに埋め込みたくなります。よね?(私だけではないはず…)。まさにテトリスはその人間の欲求を満たすゲームなんですね。特に4列同時に消えた時の快感たるや至福の一言です。

 

ということでこれからテトリスでもやって、快感を楽しんできたいと思います。

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