貴殿のふとした疑問に答えるブログ

ふと疑問に思う「なぜ?」「どうして?」「〇〇って何?」に答えるブログです。

青春18きっぷの旅で頭痛になった話

JRが出しているお得な切符の一つに「青春18きっぷ」というものがあります。青春18とありますが、何歳でも利用でき、JRの普通列車・快速列車の普通車自由席に乗り放題のきっぷです。今回、この18きっぷを使って1日中乗っていたのですが、頭痛になってしまいました。なぜでしょうか。

 

ルートとしては、茅ヶ崎→橋本→八王子→高麗川→高崎→横川(バス)→軽井沢(しなの鉄道)→小諸→小淵沢→高尾→八王子→橋本→茅ヶ崎です。駅名で言っても分かりにくいので都道府県で見てみると、神奈川県→東京都→埼玉県→群馬県→長野県→山梨県→東京都→神奈川県を通ってきました。途中、バスとしなの鉄道の区間はJRではないので別途運賃が必要です。

 

皆さん、このルートで何か感じることはありますか。実はこのルートの特徴として標高が高いルートになります。寝不足もたたり、標高による気圧の変化で頭痛になってしまったのです。主な地点の標高を見ていきましょう。

 

茅ヶ崎駅は海岸に近いこともあり、標高は8mです。

八王子駅は高尾山に近いこともあり、東京都ですが標高は110mあります。

高崎駅は関東平野の端にあり、標高は94mです。

横川駅は高崎駅からさほど離れていませんが、標高は387mに上がります。

軽井沢駅はバスで一区間ですが、標高は一気に942mまで上がっていきました。

小諸駅は軽井沢駅から5駅しか離れていませんが、標高665mまで下がります。

小淵沢駅は標高886mですが、そこまで走っている小海線の標高の最高値は1375mです。

高尾駅は標高170mで、小淵沢から一気に下ってきたことになります。

そして標高8mの茅ヶ崎駅に戻ります。

 

このようにアップダウンのあるコースでした。飛行機の機内の気圧は0.8気圧程度で、だいたい標高2000mくらいの環境です。人によっては飛行機に乗って頭痛になってしまう方がいますね。今回私が通ったコースは最高でも1375mですので、そこまで変化を感じることは無いのですが、寝不足もあったせいか頭痛になってしまいました。中には軽井沢など標高の比較的高い場所に行って体調を崩す方がいると聞きます。

 

私のように平野部に住む人は普段の生活で何百mも上がったり下がったりすることはありません。しかし山だらけの信州では常日頃数百mのアップダウンを経験しています。今回の旅で気付いた点でした。皆さんも急に標高の高い場所に行く時には、平地とは気圧も気温も違いますので、その点を気にしながら旅をするといいかもしれません。あと寝不足にも気を付けて楽しんでください。

にほんブログ村 教育ブログ 社会科教育へ
にほんブログ村