自宅の洗面所に置いてあるハンドソープが無くなってしまいました。水だけで洗うのでもいいのですハンドソープで洗うとキレイになった感が増しますよね。でもハンドソープが無くなってしまったので、「この際ボディーソープでも良いのでは?」と思い使ってみました。今回は2つの違いをお伝えします。
ハンドソープとボディーソープの違いですが、「衛生面」と「保湿」のどちらをメインとしているかということになります。
●ハンドソープの特徴とは何でしょうか。
・香りがきつくない
・殺菌や消毒がメイン
・汚れ落ちがいい
普段、手というのはいろいろなものに触れます。リモコン、ドアノブ、ペン、つり革、スマホなどです。目には見えませんが多くの菌や汗が手には付着しています。ですから手を洗うハンドソープは殺菌や消毒がメインになるんです。また香りがきついハンドソープは食品ににおいが移ってしまうこともありますので、ボディーソープに比べて香り成分は抑えられています。
●ボディーソープの特徴とは何でしょうか。
・香り成分多め
・肌に優しく、保湿成分がメイン
普段衣服に包まれている部分は、手に比べて汚れてはいません。ですから殺菌や消毒よりも保湿成分が目的ですので、肌と同じ弱酸性の優しめのものが多いです。ですので、肌が荒れやすい方はハンドソープで手を洗うのではなくボディーソープで洗った方がいいかもしれませんね。その際、香りがきついボディーソープは避けた方がいいでしょう。
このようにハンドソープとボディーソープは用途が違います。見た目は同じようでも違いがあるんですね。この際、シャンプーについても書きたいと思います。
シャンプーの用途は髪を洗うことです。髪や頭皮には整髪料や皮脂汚れが付着しています。それらを落とすために、シャンプーの方がボディーソープに比べて洗浄成分が高めに作られている場合があります。シャンプーは髪や頭皮全体に洗浄成分が行き渡るように、粘度も高く、泡立ちもよくなるように作られています。洗い残しがあると頭皮や背中が痒くなったりしてしまう場合がありますので、きちんと時間をかけて洗い流すようにしましょう。また、乾燥肌の人は低刺激性のものを使った方がいいでしょう。
昔は石鹸一つで体のすべてを洗っていましたが、今は用途別に商品が売られています。自分の肌や髪に合ったものを見つけたいですね。