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野球選手が目の下に付けている黒いのは何?

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トゥロウィツキー選手 写真引用:wikipedia

テレビで野球を見ていたら、千葉ロッテマリーンズのバルガス選手が目の下に黒くしていました。最近は見かける機会が少なくなりましたが、それでも時々している人がいますね。あれって何のために黒くしているのでしょうか。

 

調べてみると、あの黒いものの正体は「アイブラック eye black」と言います。そのままですね…。黒くする目的は、目の下を黒くすることで太陽光や照明の反射によるまぶしさを抑えることができるようです。打席に立つとき、守備をするときにまぶしいとプレーに影響が出てしまいますので、まぶしさを軽減するために使います。アイブラックには2種類あり、貼るタイプと塗るタイプがあります。日本人は貼るタイプを用いる人が多いようで、外国人は塗るタイプを用いる人が多くみられます。

 

また、アイブラックをしているのは日本人より外国人の方がしている印象があります。それもそのはずで日本人に比べ外国人は彫が深く、目が窪んでいる分、頬が出っ張ってしまうので余計に太陽の光が反射してまぶしいのかもしれません。

 

日本にはドーム球場が多いですが、ロッテの本拠地のZOZOマリンスタジアムは野外球場です。デーゲームでは日差しがあるゆえバルガス選手はまぶしさ対策でアイブラックをしていたのでしょう。しかしナイトゲームでもアイブラックをしていたので、スタジアムの照明対策で付けていたのだと思います。

 

実はこのアイブラックは1942年にはメジャーリーグで使われていたようです。かなり前からあるんですね。そしてメジャーのほとんどの球場は野外球場ですので、外国人選手は普段から使う機会が多いのかもしれません。

 

もし皆さんが草野球をやる機会があれば、アイブラックを付けてみるのはいかがでしょうか。相手チームから「すごいのが出てきた」と思わせることができるでしょう。しかし実力が伴っていないとただの痛い人で終わってしまいますので、そこは気を付けてくださいね…

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