TikTokというものをご存知でしょうか?世界中で流行っている動画共有アプリの一つです。特に10代を中心に若い人たちが利用しています。2019年の時点で、20憶ダウンロードを達成しています。これは史上最速です。日本でもここ数年で凄まじい勢いでユーザー数を増やしています。
YouTubeも動画で有名ですが、投稿するまでに手間と時間を要してしまいます。しかしTikTokは動画時間が短いですので、気軽に撮影し投稿できるのも若い人に人気の理由です。学校の休み時間や通学時間などで投稿したり視聴することもできます。
このTikTokというのは、ByteDance(バイトダンス)という中国の企業が運営している動画アプリです。中国の企業なので、一番利用しているのも中国人で、2位がインド人になります。人口が多い2か国で利用していますので、ユーザー数が多いのもうなづけます。アメリカでも人気のアプリです。
では日本においてのユーザー数はどのくらいでしょうか?SNS媒体で比べてみましょう。
①LINE 8300万人
②Twitter 4500万人
③インスタグラム 3300万人
④Facebook 2600万人
⑤TicTok 950万人
日本においてスマホアプリと言えばLINEになります。TikTokは人気とはいえ、これからですかね。
さて時代は動画の時代になりました。今後5Gが普及していけばますますストレスを感じる事無く動画を投稿したり、視聴することができるようになります。インターネットが普及し始めた頃は文字が主体で、ホームページから始まって、ブログ、Twitterとニーズが変化していきました。その後文字から写真の時代に入り、Facebookやインスタグラムにニーズが移っていきました。そして現在は写真から動画の時代に移っています。YouTubeやTikTokといった具合にです。
YouTubeとTikTokに違いは、YouTubeは比較的に長めの動画ですのでスマホというよりかはパソコンやタブレットで見るほうがいいですよね。スマホでも見れますが、もともとはパソコンで見るために設計されていますので動画は横長で、室内でゆっくり見る人向けです。
それに対してTikTokは、最初からスマホで見ることを前提に設計されていますので縦長の動画になります。そしてスマホは家だけでなく外出時でも持ち歩くものですので、気軽に見れるTikTokは好まれます。すきま時間にササっと見れるよう設計されているからです。
こう考えると、TikTokは時代の流れ(動画&スマホ)に沿った商品であることがわかります。ですから今後も世界中でシェアを伸ばしていくと考えられます。しかしあくまでも中国の企業のアプリですので、その点を不審に感じた国々が規制しなければの話ですが…