貴殿のふとした疑問に答えるブログ

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住みたい街ランキング1位の横浜市 本当に住みたい?

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個人的に面白い記事を見つけました。

 

ウェイブダッシュは6月17日、「全国住みたい街ランキング2020」を発表した。調査は昨年4月~今年3月にネット上で実施し、同社運営のサイト「生活ガイド.com」の会員1万8963人から回答を得た。

前年から変わらず1位に輝いたのは「横浜市」だった。同サイトの会員の多くが同市の魅力として挙げたのは、みなとみらい地区。「ランドマークタワー」「クイーンズスクエア」「MARK IS みなとみらい」などのショッピングスポットが点在し、日々の買い物だけでなく街歩きやデートも楽しめることなどが回答者を惹き付けたようだ。

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このように、「住みたい街」というように実際には横浜市に住んでおらず、横浜の都会的で洗練されたイメージだけで住んでみたいと回答したのでしょう。では本当に横浜市は住みやすいのでしょうか?

 

横浜市のメインの駅は横浜駅です。12路線が乗り入れる巨大ターミナルで、東京や品川や渋谷などの駅にも30分以内で着くことから通勤に便利な駅です。また駅周辺には商業施設もたくさんあり、再開発のためいつも何かしらの工事をしているので横浜駅は日本のサグラダファミリアとも言われています。

 

また横浜のイメージを形作っているのは「みなとみらい」「中華街」「山下公園」「元町」など異国情緒あふれるスポットでしょう。よく神戸市とも比較されますが、規模も横浜の方が大きいです。

 

横浜市は神奈川県内で最も面積を占めていて約18パーセントが横浜市です。そして「区」の数ですが、横浜市には18区が存在します。横浜市のサイトを見ると人口は376万人住んでいます。

 

横浜市は多くの人が住んでいて人気なんだなーと感じてしまいますが、あまり知られていないのが、坂が多いということです。多くの人がイメージしている横浜のベイエリアはほとんどが埋立地なので平坦です。そしてそのような場所は商業地域ですので、居住エリアは限られています。横浜市の居住エリアの多くは丘陵地で占められています。特に瀬谷区、旭区、保土ヶ谷区、栄区、中区などは坂がきついです。鉄道や車で走っていてもアップダウンが分かりますし、崖に反り立つように家々が並んでいるのもよく見かけます。

 

人口が多いということは、少なからず横浜市に魅力を感じたから住んでいると思います。日本の総人口は減り続けていますが、横浜市の人口は増え続けています。都心への通勤の便や精錬された街のイメージなどに惹かれて移住されたのでしょう。ネームブランドもあります。確かに坂は多いですが、鉄道やバスの交通網も良いです。店も多くあります。

 

住みやすさは何を重視するかによって違ってきます。イメージだけで引っ越すと後悔することになるかもしれませんので、実際に住む地域を調べたり、現地を見に行くなどしてから住むのが良いですね。

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