貴殿のふとした疑問に答えるブログ

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たくさん動物がいるのに、なんで犬はペットとして人気なの? 犬のすごさとは?

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インコやハムスター、猫やウサギなどペットショップに行けば必ずいます。それでも犬ほどではありません。犬のゲージを見ると、いろいろな犬種に分かれていて大きさも様々です。チワワのような小型犬もいれば、ゴールデンレトリーバーのような大型犬もいます。では、なぜ犬はペットとしてこんなにも人気なのでしょうか。

 

犬はコミュニケーションがとれるといいます。人間の言葉を理解しますし、言う前から察知することもします。目で会話もできます。そういった反応を示してくれますし、表情豊かで喜怒哀楽を表わしてくれるのも人気の理由かもしれません。

 

また、教えれば学ぶこともします。トイレの場所を教えればそこでしますし、「待て!」「お座り!」も行います。飼い主が止まれば犬も止まるようになります。いずれもしつければの話ですが。言い換えれば、きちんとしつければ理解して行動できるのは犬のすごさです。

 

そして、犬は人間の気持ちを理解します。悲しい時には近くに来て慰めてくれます。楽しい時には一緒に喜んでくれます。教えてもいないのに飼い主の気持ちを汲み取ってくれるのはすごいことです。

 

このように犬は卓越した能力を発揮しています。それを証明するものとして、犬はペットとしてではなく身体障害者補助犬としても支えとなってくれます。身体障害者補助犬とは聴導犬、盲導犬、介助犬などを指します。

 

・聴導犬は、聴覚障害者の耳代わりになり、ブザー音やノックの音、赤ちゃんの泣き声など日常生活で必要な音を、聴覚障害者に情報として伝えます。

・盲導犬は、目の見えない人・見えにくい人が行きたい時に行きたい場所へ出かけられるように、障害物を避けたり、段差や角を教えたり、安全に歩くための手伝いをします。

・介助犬は、落とした物を拾う、ドアの開閉、指示された物を持ってくる、履物を脱がせる、冷蔵庫から飲み物を持ってくるなど、手や足に障がいのある方の手助けをするために特別な訓練を積んだ犬のことをいいます。

 

他にも、災害救助犬、セラピー犬、麻薬探知犬、牧羊犬など多種多様な仕事を行うことができます。まさにユーティリティープレーヤーですね。本来備わっている賢さや忠実さの賜物がなせる業です。

 

確かに小型動物に比べて食費はかかります。好き嫌いもありますし、散歩もしなくてはなりません。そこそこ世話のかかる動物ですが、それ以上のものを飼い主に与えてくれる動物です。多くの人が犬をペットではなく家族としてみているのも頷けるのではないでしょうか。

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