貴殿のふとした疑問に答えるブログ

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ショコラとチョコレートの違いって何?

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世界中で食べられている甘くおいしいチョコレート。しかしもともとは固形で食べられていたわけではなく飲み物でした。飲み物としてのチョコは日本ではあまり馴染みがないかもしれませんね。

 

さて、ショコラとチョコレートの違いですが、答えは「同じもの」を指します。

  • ショコラ(chocolat)→フランス語
  • チョコレート(chocolate)→英語

読み方の違いだけですね。しかしショコラの方が高級感がありますが、ショコラもチョコレートも一緒のものを指します。ちなみにショコラティエはチョコレート専門の菓子職人を意味します。

 

では、ガトーショコラというのは何でしょうか。フランス語でガトーは(gateau)ケーキを指します。ですからガトーショコラ=チョコレートケーキになります。しかし日本においてガトーショコラは「チョコレートが練り込まれたシンプルなチョコケーキ」と認識されていますが、世界ではチョコレートケーキ全般を指してガトーショコラと言われています。ですから「ブッシュ・ド・ノエル」「ザッハトルテ」「ブラウニー」もすべてガトーショコラに分類されます。

 

ちなみに世界の中で一人当たりのチョコレート消費が多い国はどこだと思いますか?

2015年の統計ですが、1位はドイツで1年間で11.7キロも消費しています。2位はスイスで10.2キロ。3位はノルウェーで9.4キロです。4位以下もヨーロッパの国々です。この数字が多いのかどうか分からないかもしれませんが、ちなみに日本は2.1キロしか消費していません。ですから、いかにヨーロッパでチョコレートを食べているかが分かります。

(引用:日本チョコレート・ココア協会

 

2月になると日本ではバレンタインという一大イベントがあります(チョコレートを送るのは日本独自の文化)。しかしこの時期に増えるのが「バレンタインデー症候群」です。

 

実はチョコレートにはニッケルが含まれていて、金属アレルギーの方は湿疹を起こすことがあります。またチラミンと呼ばれる血管浮腫(むくみ)を起こす物質も含まれていますので、血管が一気に拡張したときに鼻血が出たり頭痛を引き起こしたりします。またカフェインも含まれていて、カフェインには神経興奮作用があるので子供達は特に気を付けなければなりません。もしチョコを食べすぎて体調が悪くなったのであればあなたはバレンタインデー症候群と言えるでしょう。食べすぎには気を付けましょう!

 

日本ではチョコレートを使ったお菓子はありふれています。また専門店もたくさんあり多種多様なチョコレートを食べることができます。ぜひ食べ比べをしてみて自分にピッタリなチョコを見つけてみるのはいかがでしょうか。

 

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