新型コロナの影響により、ほぼ全ての人が今までと違う生活をしなければならなくなりました。世界中の人々がここまで大きな影響を受けたのは、人類が始まって以来何回あったでしょうか。そのくらい人々に大きな変化の波が訪れました。それゆえメディアでなどで「ニューノーマル」という言葉を耳にするようになったのではないでしょうか。
そもそもニューノーマルとは何でしょうか?デジタル大辞泉によると、
新たな常態・常識、という意味。世界経済はリーマンショックから回復しても以前の姿には戻れない、との見方から生まれた言葉。構造的な変化が避けられない状況を示唆している。
とあります。このニューノーマルという言葉は2007年のリーマンショックの時から使用されていたんですね。しかしそれ以上の変化を現在経験し、コロナ後のニューノーマル備えていかなければなりません。では、コロナの前と後ではどんな変化があるでしょうか?簡単に挙げていきます。
・仕事
職場に行く&対面での会議から、オンライン上でのやり取りが増えていきます。研修もオンライン上で行なう会社もあります。
・教育
これもパソコンやタブレットの画面を通じて教えるというやり方が増えていきます。勉強だけでなく、ヨガや音楽教室などのレッスンもオンライン上で行なわれています。
・コミュニケーション
zoom飲み会、zoom合コンなども行われるようになりました。大人数で会うのが難しいので仕方ありませんね。
・夜の街
接待を伴わない、またはソーシャルディスタンスを取ろうとすると面白くなくなってしまいます。このような店もコロナの影響が長引くことで徐々に減少していくのではないでしょうか。
・エンターテインメント
スポーツ観戦や演劇など、大人数が一つの場所に集まるリスクがあります。観客を減らすことで採算が合わないところも出てくるでしょう。そうなると無くなっていく可能性があります。
・医療
病院に行くと感染するのでは?と感じる方も増えています。そのため今後はオンライン受診などが増えていき家でも診断してくれるようになるのではないでしょうか。
・移動
満員電車には乗りたくない人も多いので、通勤に車や自転車を使うようになった方もいます。人との接触を少しでも減らそうとしています。電車に乗らなければいけない場合でも、時間帯を変えるなど分散が見られます。
・買い物
自粛で外に出なくなった分、買い物はネットで行なうようになりました。それによってネットショップは儲かりますが、百貨店やファッションビルなどの売り上げは激減しています。持続的な成長は見込めないのではないでしょうか。
・人々の精神面
コロナ鬱という言葉も出てきました。報道を見てもコロナの話題で気が滅入っている人もいるでしょう。人との触れ合いが無いことで孤独に感じている人もたくさんいます。コロナが長期化すれば精神面で不調をきたす人も増えていくのではないでしょうか。
簡単ではありましたが、コロナ後に変化するだろうと思う点を挙げていきました。急激な変化がすべての人に訪れましたので、一人一人がコロナ後のニューノーマルに備えておくのは良いことです。