日本人が大好きな島ハワイ。多くの人が訪れる海外リゾートでもあります。何十年も前からハワイに向かう飛行機はありましたが、2019年にはANAが超大型機A380を成田からホノルル線専用で就航させています。このA380という機材をみてもハワイ路線へのANAの力の入れようが分かります。コロナの影響で搭乗者は減りましたが、コロナが下火になったら増えていくことでしょう。
アメリカの統計によると、2019年に初めてハワイへの来訪者数が初めて1,000万人を超え、アメリカ本土からの来訪者が一番多く、続いて日本人でした。日本からハワイへは飛行機で7時間以上かかりますが2019年は150万人以上がコロナ前にハワイに行っています。しかし、なぜ日本人はそんなにもハワイが好きなのでしょうか。
大きな理由として、不自由なく楽しめる海外リゾートだからです。リゾート地は世界中にたくさんあります。べつにハワイでなくてもきれいな海やホテルはあります。モルディブ、セブ、グアム、バリなど挙げられるでしょう。これらも人気のリゾート地ですが、それでも日本人の多くはハワイを目指します。
不自由なくとは言いましたが、ハワイは日本語が通じる場所です。海外で日本語が通じるのはとても助かります。韓国や台湾なども日本語が通じる場所はありますが、リゾート地となるとやはりハワイが一番日本語の通じる場所と言えるでしょう。
ハワイはマリンアクティビティだけでなく、ショッピング、グルメ、美容、音楽、自然探索などの様々な魅力がある島です。このように海だけではなく、エンターテインメントや宿泊施設、衛生面やライフラインの充実も日本人には人気なのでしょう。観光地が多いのはグアムとの大きな違いです。グアムはタモン湾地区だけで完結してしまいますが、ハワイはオアフ島以外に個性のある主要な島が5つもあり、何度行っても楽しめるのです。
治安の面でもさほど心配する必要がありません。安心という面でも海外旅行の初心者でも気軽に行きやすい場所となっています。
日本人がこよなく愛するハワイ。気候も良く気軽にアメリカを満喫できるからこそ人気の観光地なのでしょう。早くコロナが収まってハワイに行けたらなぁ、と思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、なぜ日本人はハワイが好きなのか、という視点で考えてみました。