答え:インターネット上で得た情報を正しく理解・取捨選択し、活用出来る能力のこと
私たちは普段からインターネットを使用しています。今の時代ネット環境はなくてはならないものですね。検索など上手に使いこなせばいろいろな知識を増やすこともできますし、買い物やネットバンキングも行うことができます。このようにとても便利である反面、使い方を間違えると大変なことにもなります。皆さんはネットリテラシーを持っていますか?
ネットリテラシーを例えで挙げるとすれば、「①ネットで自分が求めている情報を得ることのできる能力」や「②得た情報が正しいものであるかを判断できる能力」、「③ネットにおけるトラブルに巻き込まれないための自衛能力」、「④利用料金や時間を管理できる能力」などです。
①検索する能力があれば多くの情報を得ることができ、結果として知識を得ることができます。またネットを使う能力があれば、ネットを介していろいろな手続きを行なえますし、電子商取引なども行うことができます。
②ネット上には正しい情報もあれば正しくない情報(デマ)もあります。何でもかんでも表示された情報を鵜呑みにしてしまえば知識を増やすどころか自分にとって不利益を被るだけですよね。情報を見抜くことができるかどうかが大切です。
③意図していないのに自分のプライバシーを公開したり、個人情報が流出してしまう危険性があります。知識不足で他の人の著作権や肖像権を侵害してしまうこともありますし、コンピュータ・ウイルスに感染したことにより他人に迷惑メールを送付してしまうこともあります。自衛能力が無いと自らが被害を受けるだけでなく、故意でなくとも加害者になる可能性もあるのです。
④ゲーム課金などで破産してしまう人もいると聞きます。またスマホに1日何時間も費やしてしまう人もいます。ですから自分をきちんと管理できる能力が問われています。
どうでしょうか。自分にはネットリテラシーが身に付いていると思いますか?
最近では「バイトテロ」なる言葉が生まれています。バイトテロとは、お店で働くアルバイトが悪ふざけを行う様子をスマートフォンなどで撮影し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿して炎上する現象です。もし彼らにネットリテラシーがあればこんな問題を起こさずに済んだことでしょう。
スマホやパソコンを使い慣れていればネットリテラシーを身に着けられるというとそうではないようです…。私も気を付けてネットを使用したいと思いました。