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東京、大阪、名古屋にある港区にはどんな特徴があるの?

東京タワーを擁する東京都港区

港区と聞くと、どこを思い浮かべますか。おそらく大多数は東京都の港区を思い浮かべるでしょう。しかし、大阪市にも名古屋市にも港区は存在します。「港」という漢字を当てていることから海に近いのは分かりますが、それぞれどんな特徴があるのかピンと来ないかもしれません。今回は3つの港区を考えたいと思います。

 

東京都港区

面積20.37km2 人口261,876人 人口密度12,856人/km2

虎ノ門、六本木、赤坂、新橋、汐留、芝、青山、表参道、お台場、白金台、高輪など、一度は聞いたことのある地名がずらりと並んでいるのが東京都港区です。マスコミや広告代理店、IT企業や外資系企業の本社支社が建ち並ぶ地域でもある一方、高級住宅街も多い場所です。東京にある大使館の半数が港区にあるため、外国人もたくさん住んでいます。赤坂御用地や芝公園などの緑地も多く、都民の憩いの場所となっています。港区は一人当たりの平均年収が1,000万円を超え、東京23区の中では最も高い場所です。

 

大阪市港区

面積7.86km2 人口79,469人 人口密度10,111人/km2

区の面積は大阪市港区が一番小さいですが、人口密度の高いのが特徴です。工業地域ではあるものの、大阪の定番観光スポットでもある海遊館がある場所でもあります。他にも、日本で最も低い山として知られる天保山があります。

 

名古屋市港区

面積45.64km2 人口141,510人 人口密度3,101人/km2

名古屋市で唯一伊勢湾に接している区で、広さのわりに人口が多くなく、工業地帯が多く立ち並んでいます。とりわけ一番南にある金城ふ頭には、ポートメッセなごや、レゴランドジャパン、リニア鉄道館など見どころの多い場所となっています。名古屋市16区の中で最も人口密度が低い区ですが、埋立地の多さを活かしてたくさんの埠頭が設けられています。

 

それぞれ特色がありますが、やはり東京都の港区は格というか、パワーがありますね。経済力もさることながら観光スポットや大使館などの施設も充実しています。単にお金持ちが多いだけではなく、文化や歴史という付加価値もありますので、多くの人が憧れる場所なのがよく分かります。

 

大阪の港区も、名古屋の港区も日本の物流や貿易を支えている重要な場所ですが、東京の港区は別格ですね。貿易というよりかは日本経済をけん引する区で、大阪と名古屋の港区とは違った面を持っていました。今回3つの港区を比べてよく分かった点です。

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