皆さんは羽田空港を利用することはあるでしょうか。関東圏に住んでいる方や関東圏に用事のある方は、1度は利用されたことがあるかもしれません。ほとんどの国内の空港に就航していますので、日本のどこからでも羽田に来ることができます。
さて、都心から羽田空港を利用する場合、空港まで、もしくは空港からの交通アクセスは何を利用していますか?バスやタクシー、もしくは自家用車などありますが、1番利用されているのが京浜急行で、利用率が32%です。そして2番目に利用されているのが東京モノレールで24%です。その次にバスになります。
この2社はしのぎを削っているわけですが、その中に入ろうとしているのがJR東日本です。京浜急行はJRと品川と横浜の区間で競い合っています。一方東京モノレールはJR東日本の子会社になります。その中に割って入ろうとしているのです。京急と東京モノレールは涙目ですね。
JRは羽田空港から東京方面、新宿方面、臨海方面に路線をつなげる構想を立てています。ものすごく利便性の良い路線になります。京急は終点が品川駅です。東京モノレールの終点は浜松町です。どちらも微妙な位置が起点となっているのです。その後に乗り換えをしなければ東京駅には辿り着けません。しかしJRの「羽田空港アクセス線」を使えば乗り換えなしで東京に行くことができます。
また臨海部ルートを使えば千葉県にある舞浜駅にも乗り換えなしで行くことができます、そこには巨大なテーマパーク「東京ディズニーランド」と「ディズニーシー」があります。
それぞれの鉄道会社が利用客の獲得を巡って料金を安くしてくれます。また利便性も良くなります。ですからこのJRの構想は、利用者にとってメリットしかありませんね。
羽田空港とディズニーランドが直通することで、多くの経済効果が見込まれます。なぜでしょうか。羽田空港の利用者は8700万人です。ディズニーランドとシーの利用者は3000万人です。直通することで利便性が増しますので、これからもっと羽田空港とディズニーランドに人が増えていくことが予想されます。直通することで移動の煩雑さが解消されることから外国人も来やすくなることでしょう。
羽田空港から新宿方面にも行けますが、長野や山梨方面に行く中央線に直結させるようですので、富士山を見たい、もしくは登りたい外国人の利用率も増えてゆくことでしょう。今後どうなっていくのか完成が楽しみです。