映画のキャッチコピーで一番有名なのが「全米が泣いた」ではないでしょうか。感動する作品なんかに使われるものですね。3億人以上いるアメリカ人が全員泣いたのでしょうか?そんなことはありません。すべての人がその映画を見ているわけではないし、見ても泣かない人もいます。じゃあ「全米が泣いた」は厳密にいえばウソのキャッチコピーになります。と、まあそんなことは誰も気にはしません。感動する映画なんだな、という感想しかないでしょう。
このように誇張された誇張された言葉は世の中たくさんあります。慣れればなんてことはないんだけれども、よくよく考えたら変じゃね?というものはありますよね。では他にどんなものがあるのでしょうか。
・霊長類最強
これはレスリング女子の吉田沙保里さんの誇張されたキャッチコピーです。本人はどう思っているんですかね…。吉田さんよりも強い方は世の中にいますし、霊長類ならゴリラの方がパワーがあるので、これは確かに誇張表現ですね。
・1000年に一人&天使すぎる
橋本環奈さんが付けられていたキャッチコピーです。確かにルックスもいいのですが、1000年に1人しか見つけられないような特別な女性かと言われればそうではないでしょう。これも誇張されたものです。あと、「天使すぎる」という表現もありますが、天使は神の使いですので、言い換えれば「神の使いすぎる」という意味になってしまいます。まぁなんとなくのイメージなんでしょうが。ちなみに元ロッテのキャッチャーの里崎さんも大天使と言われています(ビックリマンチョコのシールで、大天使のキャラが里崎をモチーフにしているため)。
・2万パーセントない
平成20年の大阪府知事選で橋下徹さんは「2万パーセントない」と公言しましたが、出馬した経緯があります。最高で100パーセントだと思うのですが、その200倍をもってしても出馬されました。100パーセント出馬は無いだと確かに弱いですよね。
言葉って面白いですよね。変と思いつつもスッと入っていくことがあるんですから。最初につけた人はセンスがありますね。