- ラパスLa Paz(ボリビア)
約80万人の人が住む、南米ボリビアの首都です。標高は3,593メートルで世界一高い場所にある首都とされています。すり鉢状の都市なので、市の中心部から離れるほど標高が高くなり、3,600メートルを超える場所もあるそうです。
- エル・アルトEl Alto(ボリビア)
またもやボリビアの都市。先ほど紹介した首都ラパスに隣接する都市で、標高はなんと4,150メートル。約500メートル下のラパスの街を見下ろすことができるそうです。ちなみにエル・アルトには国際空港があり、これが世界最高地の国際空港です。
- ポトシPotosí(ボリビア)
ラパスと同じく、ボリビアにある都市です。標高はなんと4,067メートル。富士山よりも高い場所です。世界でも最高峰の高地都市の一つです。このポトシの市街地は鉱山開発で栄えた街で、その遺構が世界遺産に登録されているため多くの観光客が訪れるようです。
- キトQuito(エクアドル)
南米エクアドルの首都がキトで、アンデス山脈の中腹にあり、標高は2,850メートル。日本の中央アルプスくらいの高さの場所に、巨大な都市があるということです。南米でも有数の巨大都市で、約200万人もの人が住んでいます。
- メキシコシティCiudad de México(メキシコ)
メキシコの首都である「メキシコシティ」の標高は2,240メートルです。ボリビアの首都ラパスやエクアドルの首都キトに比べると低いですが、我々日本人からすれば十分高い都市です。ラテンアメリカの経済の中心地です。
- クスコCusco(ペルー)
「ナスカの地上絵」で有名な南米の国・ペルーの都市で標高約3,400メートルもの高地にあります。空中都市と呼ばれる『マチュ・ピチュ』へは、このクスコから鉄道で行くのが一般的。ちなみにマチュ・ピチュは標高約2,400メートルですのでクスコから下っていく感じです。
- アンドラ・ラ・ベリャAndorra la Vella(アンドラ)
フランスとスペインの間にある小国アンドラの首都です。ピレネー山脈の中に位置し、標高は約1,400メートル、ヨーロッパでは一番高い位置にある首都です。国内に空港が無いためフランスかスペインから入国します。
- ラサlha sa(中国・チベット自治区)
ヒマラヤのあるチベット自治区の中央部にあります。標高は3,650メートルと、ボリビアのラパスと同じくらいの高さです。このラサから出ている青蔵鉄道は平均海抜が約4,500mですので日本では考えられないですね…。ちなみにラサは中国内にありますが漢民族ではなくチベット民族が多く住んでいます。
アンデス山脈がある南米に標高の高い都市が多いですね。ちなみに長野県の茅野市が「日本一標高の高い市」になります。市庁舎のある場所は標高801メートルです。