田舎に住んでいる方は都会(東京)に憧れ、都会に住んでいる方は田舎に憧れるものです。私は子供のころは千葉(千葉市)で育ち、その後ドミニカ共和国の田舎町で数年過ごし、今は神奈川にいます。田舎といっても日本ではなくカリブ海の田舎なので同じではないのですが、やはり田舎というのはどこも一緒で閉鎖的なものがあります。都会から田舎に引っ越す際、どんなことを注意すればいいのでしょうか。
都会から田舎に引っ越すと、いろいろなものを比較してしまうことがあります。「都会に比べて田舎はバスも鉄道も不便だ」「田舎は人より動物の方が多い」などです。そのように見下してしまうと上手く溶け込むことは出来ません。都会も田舎もそれぞれの良さがあるからです。違いを楽しむことができれば田舎ライフも楽しめます。どんな違いがあるのでしょうか。いくつか挙げます。
都市ガスではなくプロパンガスなので定期的に交換しに業者が来る
玄関のカギをかけない家が多い
下水道が完備されていない場所が多く、定期的にバキュームカーが汲み取りに来る
テレビのチャンネルが極端に少ない
町内会費を払うよう求められる
店が夜7時くらいにすべて閉まる
鉄道が1時間に1本はザラにある
野菜の無人販売所が多い
近所の人が野菜や料理を持ってきてくれる
働き場所が少ない
どこに行くにも車は必須
町内会の草刈りや清掃がある
年配者しか見ない
自然と共存する必要がある
地元の有力者がいる
ローカルルールがある
消防団に入らなければいけないかも
新参者がいるとじろじろ見てくる
詮索するのが大好き&お節介を焼かれる
こういったことを書くと、田舎に対するネガティブなイメージしか湧かないでしょう。しかし水や空気は美味しいし、景色も最高です。時間がゆっくり経ちます。地場産の食べ物がおいしいです。都会にはない良さがありますね。音楽をガンガンかけても大丈夫ですし、畑があればトラクターにも乗れます。庭でBBQもできます。都会ではできない生活ができます。
田舎は閉鎖的です。例えるなら30人のクラスに転校生が入ってきたようなものです。最初はみんなよそよそしいですが、溶け込もうと努力するならすぐに受け入れてくれます。根はやさしい人が多いからです。「郷に入っては郷に従う」ですね!変化を楽しめる方なら田舎暮らしも悪くはありません