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隠れた好立地 “小田原” 小田原のメリットは?

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写真は小田原城

 

皆さんは住む場所をどんな理由で決めていますか?多くの場合は会社に通える範囲で家を探します。そして自然のある、病院や学校が近い、スーパーが近くにある、快速が停まる…などの理由で場所を絞っていくことが多いでしょう。今回は立地的に良さそうな所をピックアップしてみました。

 

それは神奈川県の西部にある小田原市です。皆さんは小田原という場所をご存知でしょうか。東海道線や小田急線を使う方ならご存知かもしれません。箱根駅伝でも小田原を通りますね。なぜ小田原市が好立地と言えるのでしょうか。

 

まず地図を見ていただくと分かりますが、小田原市は神奈川県の西に位置します。方や、精錬されたイメージがある横浜や鎌倉や葉山などは東側に位置しています。「なら小田原って田舎なんじゃ…」と感じる方もいると思います。確かに田舎と言われればそうかもしれません。しかし人口約20万人いますし、新幹線もあると考えればド田舎ではありません。大きな病院やスーパーもあります。

 

小田原は海と山に囲まれた足柄平野の中にある市で、周辺を北は丹沢山地、東は大磯丘陵、西は箱根外輪山の山々が囲み、南は相模湾に面しています。小田原市のすぐ西隣には箱根町があり、南には湯河原町や熱海市(静岡県)があります。有名な温泉地と隣り合っているのは嬉しいですね。

 

温暖な気候というのも売りの1つと言えます。東京に比べて2,3℃暖かいので、ミカンの栽培も市内全域で行なわれています。また、箱根や丹沢の山が雪をシャットダウンしてくれるので小田原市は雪がほとんど降りません。

 

交通はというと、鉄道は東海道新幹線・東海道線・小田急線が首都圏まで通っており、道路は国道1号・西湘バイパス・小田原厚木道路(厚木から東名高速道路に合流)が通っています。鉄道・道路共に大動脈と呼べる路線が多数存在していることから、交通の便においては不便を強いられることはほとんどありません。

 

小田原駅から東京駅までの所要時間は新幹線だと約35分。東海道線だと約75分。小田急線だと終点の新宿駅までだと約90分です。小田急線はJRよりも時間はかかりますが、その分安いので特急ロマンスカーに乗って通勤する方も少なくありません。

 

小田原は東海道屈指の宿場町として栄え、さらに後北条氏以来の城下町を形成しており歴史ある地です。明治期には政財界人や文化人たちの別荘、保養の地としても愛されていました。海に面しているので海産物も豊富です。

 

現在、コロナの影響でリモートワークが増えたことにより、郊外の家が人気とのことです。小田原も注目されている場所の一つです。都会の喧騒に疲れた方や田舎過ぎない場所を探している人にとっては案外良い場所かもしれませんね。

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