答え:見ている夢に反応しているから
皆さんは寝ているときに寝言を言っていますか?といっても自分では寝言を言っているかどうかは気が付きませんよね。でも家族から「寝言言っていたね」と言われたなら、たぶん言っているのでしょう。
自分では寝言を言っているのかどうかさえ分からないのに、何をしゃべっているのでしょうか?人の寝言を聞いたことがある人なら分かるかもしれませんが、大体はゴニョゴニョ言っていたり、軽い返事をしたり、ちょっとしたおしゃべりをしているだけですよね。だとしたら自分もその程度だということです。なので寝ながらずっと話し続けることはできないということです!もし知らないうちに銀行のパスワードとか家族の悪口とか言っていたらと思うと怖いですね…。
では、なぜ寝言を言うのかというと、夢に反応してしゃべっているのです。脳は寝ているときも活動をしています。夢を見るのもそうですね(レム睡眠時)。夢の中で誰かと話しているのでしょうか。はたまた夢の中でも仕事をしていて上司に返事をしているのでしょうか。それが寝言です。
寝言も時々ならいいのですが、奇声を発したり暴力を伴う寝言などはちょっと危険ですね。ストレスやトラウマからくる寝言はうめいたり叫んでしまったりするときもあるそうですし、レム睡眠行動障害といって夢の中の事をそのまま行動に移してしまう病気もあります。ですから寝言といっても色々な種類があるということです。
もし家族から寝言のことで心配されたら、一度病院で調べてみた方がいいかもしれないですね。家族の安眠のためにも…