貴殿のふとした疑問に答えるブログ

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都道府県魅力度ランキング2020 最下位になった栃木県とは? 茨城はどう思ってる?

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写真は足利フラワーパークの藤棚

 

都道府県魅力度ランキング2020が今月(10月)発表されました。毎年一位は北海道で、京都、沖縄、東京、神奈川などが続いています。今回多くの人が驚いたのは、長らく最下位(47位)に鎮座していた茨城県の順位が42位にまで上がっていたことではないでしょうか。もう一つ岐阜県も42位でした。それ以下となると44位福井、45位佐賀、46位徳島、47位栃木となります。なぜ栃木県が最も魅力のない県になってしまったのでしょうか。

 

皆さんは栃木県と聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?地名で言えば日光、那須高原、鬼怒川などが思い浮かべるかもしれません。日光東照宮は一大観光地で修学旅行生や外国人も多くやって来ます。那須高原は避暑地として有名です。鬼怒川は温泉ですね。その他、足利フラワーパークや佐野アウトレットパークなども栃木にはあります。食べ物なら宇都宮餃子、とちおとめ、佐野ラーメンなどが全国的に有名です。

 

本題に戻り、なぜ栃木県の魅力度が低かったのでしょうか。このアンケートは全国およそ3万1千人の回答を基に地域の魅力を数値で分析したものです。もし関東の人がアンケートに答えるとしたら、佐賀県、鳥取県、島根県などを答えるかもしれません。西日本の方なら北関東(群馬県、栃木県、茨城県)を答える人が多くなるでしょう。何を言いたいかと言いますと、自分の良く知らない県には魅力を感じないということです。

 

関東に住んでいれば、北関東3県の良さを少なからず知っています。しかし関東から離れれば離れるほどその魅力に気付きづらいものです。関東を見た時に、東京都、神奈川、などブランドとなる都県が鎮座しています。千葉県はディズニーランドや房総がありますし、埼玉県も…何かあります。北関東の魅力は見つけにくいのかもしれません。良さが埋もれてしまうわけですね。

 

以前、職場の同僚と話をしていました。私(千葉出身)、同僚A(宮城県仙台出身)、同僚B(栃木県出身)の3人です。同僚Aが同僚Bに「北関東の片田舎」と呼べば、同僚Bは同僚Aに「東北の田舎侍」と返していました。「東北」vs「北関東」の何とも面白い口喧嘩です。それを見守っている私(東京のコバンザメ千葉)という感じです。それぞれ地位というものを少なからず持っているのかもしれませんね。

 

さて、最下位を脱出した当の茨城県はどう感じているのでしょうか。意外にも残念に思っているのではないでしょうか。42位という微妙な順位より最下位の方が自虐ネタを出せるからです。アイデンティティを失ってしまった感じですかね。といっても来年栃木県を倒して最下位を目指せるように頑張ればいいのです!U字工事(栃木)vsカミナリ(茨城)の戦いはまだまだ続きそうですね。

 

千葉出身の私から言わせていただくと、茨城県も美味しい野菜や魚が採れる県です。特に冬のアンコウなんか美味しいですよ。実は知らないだけで栃木も茨城も魅力に満ちているといえるでしょう。

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