貴殿のふとした疑問に答えるブログ

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JR東とJR西 駅における乗車人数の比較

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JRグループの中でも、とりわけ多くの人たちを運んでいるJR東日本とJR西日本。ターミナル駅ともなると多くの人でごった返しています。今回はJR東とJR西の一日の乗車人数がほぼ同じ駅はどこか調べてみました。コロナの影響で人の流れが変わってしまいましたので、コロナ以前の2019年のJR東とJR西のHPから抜粋した乗車人数を見てまいります。

 

日本で一番乗車人数が多い駅は1,2,3位ともJR東管内です。1位は新宿駅で775,386人です。多くの路線が乗り入れていますし、出口もたくさんありますのでまるで迷路のようです。そして2位が池袋駅の558,623人で、3位が東京駅の462,589人となります。

 

JR東の4位は横浜駅の419,440人です。神奈川県からランクインですね。この横浜駅よりも少し多かったのが関西の巨大ターミナル駅でもある大阪駅です。乗車人数は422,685人となっています。JR西の中では断トツでトップの数字になります。

 

これからは、JR西の上位の駅がJR東のどの駅に対応しているのか見ていきます。

 

JR西の2位は京都駅で195,082人です。この人数はJR東の13位の上野駅182,704人が近い数字になります。

上野駅は東北の玄関口として昔から栄えた駅ですね。今でこそ少なくなりましたが北へ向かう多くの昼行特急や寝台特急が出ていた始発駅としても有名です。京都駅も多くの特急が出ており、現在JRにおける在来線特急の発着種類が日本一多い駅ともなっています。どちらの駅も観光客が多い駅となっています。

 

JR西の3位は天王寺駅で146,163人です。この人数はJR東の20位の恵比寿駅145,805人が近い数字となります。

天王寺は大阪市南部のターミナル駅で、近鉄の大阪阿倍野橋駅と隣接しています。目の前には2014年にオープンした「あべのハルカス」によって乗車人数が増えました。対する恵比寿駅は山手線が停まる駅で、隣りは渋谷駅になります。恵比寿の由来はヱビスビールを製造・販売していた日本麦酒醸造会社(現在のサッポロビール)の工場がかつて存在していたことによるものです。

 

JR西の4位は京橋駅で131,370人です。この人数はJR東の26位の武蔵小杉駅129,194人が近い数字となります。

大坂におけるキタは梅田。ミナミは難波。京橋はヒガシとも呼ばれています。大阪城の北東に位置しており、大阪市北東部の玄関口となっています。対して武蔵小杉駅は神奈川県川崎市にあり、東京都心から電車で20分ほどの距離にあります。立地の良さから超高層住宅が立ち並び、人気の住宅地ともなっています。

 

JR西の5位は三ノ宮駅で125,134人です。この人数はJR東の27位の柏駅125,490人が近い数字となります。

神戸の中心にある三ノ宮駅は兵庫県内でもっとも利用客が多い駅となっています。地下鉄や私鉄では「三宮」という表記を用いています。柏駅はどうでしょうか。あまりなじみの無い名前かもしれません。柏駅は千葉県にあり高島屋やビックカメラなどの大型店舗や繁華街があることから、規模の小さな大宮駅といったところでしょうか。常磐線を使えば30分強で東京駅へ行くことができます。

 

今回はJR東の駅とJR西の駅を比較してみました。

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