ちょっとした疑問に答えるブログ

ふと疑問に思う「なぜ?」「どうして?」「〇〇って何?」に答えるブログです。

食物油ってどんなものがあるの? 用途は?

スーパーに買い物に行った際、一斗缶に入った様々な食用油が売られていました。今まで考えたことが無かったのですが、食用油にはどんなものがあるのか、どのような違いがあるのか調べてみましたのでお伝えします。

 

オリーブ油

オリーブ油は、オリーブの果実から抽出される油です。オリーブ油には、エクストラバージン、バージン、純正、精製などの等級があります。エクストラバージンは最高級のオリーブ油で、低温で圧搾したもので、香りや風味が豊かです。バージンはエクストラバージンよりも品質が劣るもので、若干の酸味や苦味があります。純正はバージンと精製を混ぜたもので、色や香りが薄くなっています。精製は不純物を取り除いたもので、無味無臭です。オリーブ油はサラダやパスタなどの和え物やドレッシングに向いていますが、高温に弱いので揚げ物や炒め物にはあまり適しません。

 

菜種油

菜種油は、菜の花の種子から抽出される油です。菜種油は日本では最も一般的な食用油で、色は黄色くて透明で、香りはほとんどありません。菜種油は中温から高温に耐えることができるので、揚げ物や炒め物などに幅広く使えます。また、マヨネーズやマーガリンなどの原料にもなっています。

 

ごま油

ごま油は、ごまの種子から抽出される油です。ごま油には白ごま油と黒ごま油があります。白ごま油は白いごまから作られるもので、色は黄色くて透明で、香りは控えめです。黒ごま油は黒いごまから作られるもので、色は茶色くて濁っており、香りは強いです。ごま油は中華料理や韓国料理などの風味付けに使われますが、高温に弱いので揚げ物や炒め物にはあまり適しません。

 

大豆油

大豆油は、大豆から抽出される油です。大豆油はサラダ油やマヨネーズ、マーガリンなどの原料として広く使われています。大豆油はクセが少なく、色々な料理に使える便利な油です。

 

ココナッツオイル

ココナッツオイルは、ココナッツの果肉から抽出される油です。ココナッツオイルは常温では固形で、白色で、香りは強いです。ココナッツオイルは高温に強いので、揚げ物や炒め物などに使えます。また、スイーツやスムージーなどの甘いものにも合います。

 

サフラワー油

サフラワー油は、べに花の種子から作られる油で、無味無臭の軽い食感が特徴です。サラダのドレッシングなどに生で使われることが多いです。

 

ひまわり油

ひまわりの種子から作られる油で、クセがなく、マヨネーズの原料にもなっています。

 

とうもろこし油

とうもろこしの胚芽から作られる油で、加熱に強く、熱するととうもろこしの香ばしい香りが立ちます。

 

米油

米ぬかから作られる油で、日本の米食文化から生まれた油です。淡泊でさらっとした味わいが特徴で、酸化しにくく、加熱にも強いため、揚げ物からドレッシングまで幅広く使えます。

 

綿実油

綿を取った後の種から作られる油で、軽くまろやかなうま味があり、単独でサラダ油にされることが多いです。冷めても風味が落ちにくい高級油として親しまれてきました。

 

ぶどう油

ぶどうの種子から作られる油で、淡い色と香りで、サラダやパスタなどに合います。

 

以上、食物油の種類と特徴について紹介しました。こんなにもあるんですね。食物油はそれぞれに用途が異なるので、料理に合わせて選んでみるのも楽しいかもしれません。

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