最近の日本の夏は35度越えは当たり前ですね。熊谷や多治見などは40度超えも珍しくありません。本当に暑いです。そんな中で8月くらいからコンビニにおでんが並べてあります。「えっ、こんな時期に?」と感じる方も多いでしょう。なぜ売られているのでしょうか。
皆さんはおでんを食べ始めるのはいつですか?多くの方は「冬」と答えるでしょう。確かにおでんといえば冬のイメージがありますね。しかしコンビニでおでんが一番売れる時期は10,11月だそうです。冬というよりかは秋ですね。
ではなぜ秋におでんが売れるのに夏に売り出されるのでしょうか。朝晩の気温差が出始めるのは8月下旬頃です。9月に入ると肌寒い時もありますね。単に気温が低い時ではなくて、前日に比べて大きく気温が下がった時におでんが売れるのだそうです。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があります。最近は当てはまらない年もありますが、だいたいお彼岸を過ぎたあたりから涼しくなってきます。今までが毎日暑かったので、少しでも涼しくなると寒いと感じ、あったかいおでんや鍋を食べたくなるということです。
秋口に急に気温が下がってきた時に、「たしかコンビニにおでんがあったよな~」などと思い出してもらうためには、お盆ぐらいの時期から販売を始めて、顧客に認知してもらう必要があるのだそうです。ですから8月頃から各社がおでんを売り出すのです。
といっても、8月の暑い日に売り出しても買う人はほとんどいないでしょう。売れなければ廃棄しなければいけないのでオーナーは大変です。
また、おでんはコストも他の商品に比べてかかります。箸や容器やからしなどは無料で提供しなければなりませんし、おでんが入っている什器を清掃するのも手間がかかりますので人件費もかかります。それに、おでんを頼むお客さんが増えるとレジが混んでしまいます。そのため、おでんの販売が減少しているそうです。
といっても購入する側にとってみれば、コンビニにいつ行っても温かいおでんをリーズナブルに提供してくれるのはうれしいですよね。
ここからは好きなおでんの具ランキングです。(niftyニュース)
1位→大根 2位→たまご 3位→こんにゃく 4位→厚揚げ 5位→はんぺん 6位→さつま揚げ 7位→餅入り巾着 8位→しらたき 9位→つみれ 10位→牛すじ
大根やたまごは王道ですね。こんにゃくは年齢が上がるほど人気のようです。記事を書いているとおでん食べたくなりましたわ~。ちなみに私が好きな具はちくわぶが好きです。ん~どうでもいいですね…