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こだわりがたくさん詰まった私鉄 阪急電鉄

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写真:wikipediaから引用

最近大阪に行く用事があり、ついでに京都と神戸にも足を運びました。両都市にはJRでも行けるのですが、値段を考慮し大阪梅田駅から阪急電車を利用することにしました。私の好きな私鉄でもあります。


この「阪急」というのは関東の鉄道会社にない魅力がたくさん詰まっています。阪急利用者はご存知の方も多いですが阪急の魅力を簡単に紹介いたします。

 

①大阪梅田駅のホーム
何度来ても関東民の私は感動してしまう場所です。3階にある43台の自動改札機、ピカピカに磨かれたホームの床、10面9線を有する巨大なホーム、3線(神戸線、宝塚線、京都線)同時発車など見どころがいっぱいです。3線それぞれの発車メロディーなどなど。毎日利用している方なら何とも思わないかもしれませんが、初めて訪れた方は驚くかもしれませんね。関東にはない独特な雰囲気を感じられる場所です。

 

②車両
何といっても車両の色の統一感ではないでしょうか。関東の鉄道はほとんどがアルミやステンレスのむき出しの車体に対して、阪急の車両はマルーン色で統一されていてピカピカな状態を保っています。落ち着きのある高級感漂う茶色の車体です。車内は木目調で温かみを漂わせています。シートにはゴールデンオリーブ色のアンゴラ山羊の毛を採用しています。クッションの弾力、肌触りにもこだわりがあるのか座り心地もとてもいいです。特に関東の固い座席に慣れている方はそう感じるでしょう。

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全ての車両がマルーン色で走っているので、強烈な印象を持ちました。そして驚いたことに1910年の開業時から今日まで、車両は100年以上マルーンカラー(濃い茶色)で統一されているようです。それゆえ関西では「マルーン」=「阪急カラー」として、定着しています。

 

最新式の車両でも古めかしく今までの伝統にのっとって内装を施しているので、山手線の235系のような最新の車内を体験することは出来ないでしょう。それでも阪急はこの路線を貫いてほしいと思います。

 

もし皆様の中で関西に行く用事がありましたら、ぜひ阪急電車を利用してみてはいかがでしょうか?

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