貴殿のふとした疑問に答えるブログ

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神奈川県を支配する小田急グループの強みとは

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小田急ロマンスカー

みなさんは小田急電鉄を利用されたことはあるでしょうか。小田急の代名詞と言えばロマンスカーですね。小田急の花形特急として長年愛されてきた電車です。小田急のメインは新宿と小田原を結ぶ路線で、その他の路線として江の島方面や多摩地域にも走っています。小田原から先は箱根湯本に直通しており、通勤路線だけでなく、観光路線としての顔も持っています

 

神奈川の鉄道と言えば、JRはもとより東急や相鉄、京急などの大手私鉄もしのぎを削っています。大げさではありますが、その中で小田急が神奈川を支配していると言えるのはなぜでしょうか。

 

小田急電鉄だけで見ると、神奈川を支配しているという感じはしません。しかし小田急グループとなると話は別です。小田急グループには小田急電鉄のほか、江ノ島電鉄、箱根登山鉄道などの鉄道会社が入っています。

 

バス事業者では、小田急バス、神奈川中央バス、箱根登山バス、江ノ電バス、東海バス、立川バスがグループの傘下に入っています。

 

また箱根では芦ノ湖の海賊船や箱根ロープウェイがグループ参加ですし、伊勢原市にある大山にある大山ケーブルカーも小田急グループです。このように小田急は都心へ人を運ぶだけでなく、箱根や伊豆、鎌倉や江の島などの観光地にも力を入れているのがグループ会社を見ると分かりますね。

 

ちなみに神奈中バスは、神奈川県の約3分の2を運行エリアとしていて、日本最大のバス事業者かつ、バス専業の事業者としても日本一の規模を誇っています。日本のバス業界のリーダー的存在とみなされているのです。

 

話は逸れますが、以前神奈中バスの1日乗車券を使って小田原市から横浜の中華街まで行きました。朝6時台に小田原市を出たのですが、中華街に着いた時は11時近くになっていました。そして帰りも同様に5時間近く乗って帰ってきました。乗り換えや渋滞などでどうしても時間がかかってしまうのですが、広大なエリアを走っている神奈中だからこそ乗りつぶせる醍醐味がありました。神奈中バスのHPには路線図があるのですが、17の事業所ごとに路線図が書いてあるため、何が何だか分からなくなってしまいました。それぐらい神奈中は多くの路線を持っています。その目で一度見ていただければと思います。

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