貴殿のふとした疑問に答えるブログ

ふと疑問に思う「なぜ?」「どうして?」「〇〇って何?」に答えるブログです。

観光バスの運転手でも道に迷うことがあるってホント?

先日、帰省のためバスに乗りました。東名ハイウェイバスという高速バスです。この度は東名高速上にあるバス停から乗車して、目的地の東京駅に降りるというコースだったのですが、今回乗ったバスは各バス停に停車するタイプのバスだったので、間違って通過するということはありませんが、種別(急行・特急・超特急・直通)も色々あるので、運転手はどこのバス停に停まり、どこのバス停を通過するのかなど間違わないようにするのは大変だなと感じました。

 

一応、運転手にも分かるように停車を知らせる表示が正面のディスプレイに出ますので、停まり忘れはないとは思いますが、バスの運転手も人間ですので時には停まり忘れや道に迷うこともあるでしょう。ルートが常に一緒の路線バスや定期観光バスであればほぼ間違うことは無いと思いますが、貸切観光バスとなると話は違うようです。

 

貸切観光バスの行き先は毎回異なります。有名な観光地であれば迷うことはほとんど無いと思いますが、マイナーな場所だと大変です。もちろん乗車日前には地図を見て行き先を確認するとは思いますが、場合によっては行き先が地図に反映されていないこともありますし、遠距離だった場合は下見に行くことも難しいので、ぶっつけ本番で臨まなければなりません。

 

途中で道が分からなくなったら到着先の人に電話で確認するのでしょうが、普段走らない道なので、相手の説明が悪ければ迷ってしまうこともあるのです。じゃあカーナビや地図アプリを使えばいいのでは、と感じるかもしれませんが、観光バスの場合そうはいきません。乗用車なら走れる道でも、バスの場合には高さ制限によって通れない道もあります。加えて道幅が狭い道路も走れません。Uターンも簡単にはできません。乗用車とは違い様々な制約があるのです。

 

大型観光バスになると、全長が路線バスよりもさらに2メートルほど長くなりますので、路線バスは走れても大型観光バスは走れないということもあります。そんなわけで、観光バスの運転手が道に迷うことは珍しい話ではないのです。バスの運転手は何かと大変ですね。もしバスの運転手が道に迷ってしまっても、温かい目で見てあげたいと思いました。

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