貴殿のふとした疑問に答えるブログ

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日本の雪が外国人に好かれているってホント?観光資源になり得るの?

日本は世界的に有名なスキー場や温泉地を多く持ち、冬の魅力が豊富です。しかし、日本人にとって雪は移動の足かせとなっています。旅がし辛い季節と感じる人は少なくないでしょう。しかし外国人は違うようで、日本の雪を魅力ととらえています。それはなぜでしょうか。

 

まず、外国人が日本の雪に対して抱くイメージを調べてみました。インターネット上で「Japan snow」と検索すると、約1億5千万件のヒットがあります。その中から、最も人気のある記事や動画を見てみると、以下のような特徴が見えてきます。

 

・外国人は日本の雪の量や質に驚いています。特に北海道や東北地方の豪雪は、「パウダースノー」と呼ばれて高く評価されており、スキーやスノーボードを楽しむ外国人は多く、日本の雪は「世界一」と言われることもあります。

 

・外国人は日本の雪景色に感動しています。雪に覆われた寺院や神社、山々や湖、町並みなどは、外国人にとって非常に美しいと感じられています。また、雪だるまやかまくら、雪祭りなどの雪に関する文化も興味を引いています。

 

・外国人は日本の雪と温泉の組み合わせに魅了されています。冷たい雪の中で温かい温泉に入るという体験は、外国人にとって非常にリラックスできると感じられています。また、温泉から見える雪景色や地元の食べ物やお酒も楽しみの一つとなっています。

 

以上のことから、多くの外国人は日本の雪が好きであることがわかります。でも、お隣の中国や韓国も雪が降りますよね。なぜ日本の雪質が良いと言われるのでしょうか。いくつかの理由があります。

 

湿度と気温の影響:

日本は海に囲まれた島国であり、海洋性気候の影響を受けています。冬になると、湿気の多い空気が寒い大陸性気候の空気と衝突することで雪が降りやすくなります。このような湿度と気温のバランスが、日本に雪を降らすのです。

 

山地の豊富さ:

日本は山が多く、日本海側の山地は風を遮るため、雪が降り積もりやすくなります。また、急斜面や標高の高い場所に降ることが多いため、質の良い粉雪が形成されやすいです。

 

気象条件と積雪量の変動:

一定の気象条件が整うことで、特に冬季になると日本海側や太平洋側の一部地域では大量の雪が降り積もることがあります。このような積雪の変動が質の良い雪を生み出すことに繋がります。

 

このように日本の雪は質の良さから外国人に好かれていることは間違いありません。ただ、日本人の多くはこの魅力に気付いていませんので、観光資源としてもっと生かすことができれば良いですね。

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